祝電をフラワー電報で

日本では誰かにお花を贈るという習慣が元々ない国ですから、フラワー電報と聞いてもピンとこない人もいるかもしれませんが、海外事情を見ると何かの折に花束が比較的ポピュラーに贈られている様子がうかがえます。特にバレンタインディーでは男性が女性に花束を贈るのが当たり前という国がいくつかあり、日本の女性たちの間からため息がもれそうです。

その半分以上はキリスト教国ですからイスラエルなど東南アジアのように砂漠が広がっているような地域で、花束が贈られているのか不思議ですがイスラム教のように反キリスト教国では敵地で行われている習慣になびく事は一切しませんから、ごく一部の地域でのお話です。お隣中国でもお世話になった教師に花を贈る事が行われていますから、そうすると花を贈らないのは日本だけかといささか不安になってきます。

古代において花を贈るというのは皇族など身分の高い人たちの間だけの習慣であって、一般庶民はむしろ野菜や米などの食料のやりとりは行われていましたから、プレゼントそのものの習慣はあったのです。花束を贈る習慣は明治以降にキリスト教会から始まり、とりわけ母の日にカーネーションを贈るというのが少しずつ国民の間に広まっていったものです。

今でも子どもの典礼やクリスマスなどのイベントの際にもリースにしたり花束にしたりして、地域でお世話になっている交番などに子どもたちの手から花束が贈られるという事は行われています。プロポーズの時に婚約指輪と共に花束を男性から女性へ贈る習慣はイギリスから始まったとする説が有力です。日本でも少しずつ行われるようになりました。花を贈られて嫌な思いをする人はいませんから、早々にフラワー電報を大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。